参加

はじめに

「アノニマスにリーダーは存在しません」
「誰でもアノニマスに参加できます」
「アノニマスに参加するために許可を得る必要ありません」
アノニマスに関する情報を検索すると、こうした文言に出くわすでしょう。実際それらは真実です。

アノニマスにはリーダーが存在しないのです。そして正式なメンバーシップという概念も存在しません。誰もが自らの自由意思でアノニマスに参加することができます。

しかしながら、一人で出来る活動には限度があります。数の力によって我々は一層強くなれます。そして数の力を生かすためには、先ずコミュニケーションと協力が重要です。

だからこそ、日本のアノニマスの間におけるコミュニケーションを強化するためにこのページを作りました。リーダーは居ないのですから、日本のアノニマスに指揮や命令を下すものではありません。むしろ他のアノニマスの参加者の活動や計画を伝えたいだけです。

その活動に参加するかしないかを決めるのは、あなた自身です。このページの唯一の目的は、日本のアノニマスの通信網を改善することです。

匿名性を保護する方法

「アノニマス」の語源は英語の「Anonymous」で、日本語に直訳すれば「匿名」という意味です。アノニマスに参加するためには先ず匿名性を確保する事が大切ですから、適切な名前です。

匿名性を保護すべき理由はいくつかありますが、そのうち最も重要な点について説明します。日本のアノニマスは憲法上保障されている合法的な活動のみに参加します。しかしながら、いかに合法的に活動を行っていても、時に反対派勢力によって活動家が危険にさらされてしまうことは万国共通の認識と言っても良いでしょう。従って、このようなリスクを避け、安全を確保するための最善の方法が、第一に「匿名であること」なのです。

アノニマス参加者の間における匿名性を保護することも必要です。誰もがアノニマスに参加できるからこそ、本当の参加者と工作員との違いも分かりづらく、また、信頼できる参加者と情報共有しても、不注意によって個人情報が漏洩してしまう危険性があります。従って秘密にしたい情報は、そもそも共有すべきではありません。

でも、どうやって個人情報を保護すれば良いのでしょうか?インターネット上においては、まず最初にIPアドレスを隠すべきです。
(IPアドレスについての詳細はここをクリックしてください)
IPアドレスを隠す方法は他にも色々あります。以下に示しているのはあくまで一例に過ぎませんが、ニーズと予算に合う方法を選んで下さい。

無料版
  • Torは幾重にも重なる玉ねぎの皮ような構造で接続元のIPアドレスを隠す無料プロキシです。上級者は中継ノード,出口ノードという2つの方法でTorネットワークに参加することもできます。
  • CryptoStormというVPNサービスには無料オプション(CryptoFree)があります。帯域制限はタイトですが、それに我慢できれば役立ちます。
  • RiseUp活動家向けの無料VPNサービスです。 登録方法が難解ですが、良い選択肢です。 スパム対策のため、RiseUpVPNは招待制に変更されました。紹介コードのルールは厳しくなったから、他のVPN使用を優先します。
商用版
  • CryptoStormの商用版もあります。 費用はPayPalまたは仮想通貨で支払い可能です。
  • Private Internet Accessも良い選択肢です。クレジットカードまたは仮想通貨で支払い可能です。

IPアドレスを隠すことに成功したら、次にアノニマス用のメールとSNSアカウントを作りましょう。

ただしその前にブラウザ等のアクセス環境をクリーンな状態にしてください。具体的にはクッキー、Flashクッキー、アクティブスクリプトによって組み込まれたスーパークッキー等です。

それらによってIPアドレスを隠した後も継続して追跡を受けるリスクがありますので、ヒューマンエラーを防止する観点から、少なくともOSのユーザーを新たに作り切り替えるなどしてユーザープロファイルごと変更すべきです。

そして会社や学校および契約プロバイダーなど、個人情報と密接に繋がったメールアカウントやSNSアカウント(IPアドレスを隠す前に使用していたアカウントも含みます)は絶対に使わないで下さい。

多くの場合日本国内のプロバイダーは1年程度のアクセスログやメールログ、(携帯電話の場合はメール本文も含む)を記録している点に注意してください。

またIPアドレスを隠しプロファイルを切り分けているにも関わらず、ウイルスやスパイウェア感染によって個人情報が漏洩する可能性もありますので十分気をつけて下さい。

実際に公的機関がそれらのマルウェアを活動家やジャーナリストに対して使用している事が既に知られています。

TorおよびVPNを利用する場合、有名なウェブメール(GMail, Yahooなど)のアカウントを作っても良いでしょう。

ただし、そのウェブメールを経営する組織がユーザーを監視し、一挙一動を記録していることを忘れないで下さい。より一層プライバシーを大切にするメールプロバイダーをお望みなら、我々は以下のサービスをおすすめします。

  • RiseUp MailRiseUpの設定は英語のみですが、アカウントの作り方を知りたいならここをクリックして下さい。 スパム対策のため、RiseUpメールは招待制に変更されました。紹介コードのルールは厳しくなったから、ProtonMail使用を優先します。
  • Proton Mail:ProtonMailはたいへん人気があるため、アカウント作りの順番待ちリストがあります一般に開放されました。

いずれも使い捨てのメールアカウントを用いて問い合わせおよび登録をしてください。

アノニマス用のメールやSNSアカウントには、強度の高いパスワードを使って下さい。

弱いパスワードは簡単にクラッキングされ、情報漏洩だけでなく悪用された場合知人にも危険が及ぶ可能性があります。

人名や単語などは絶対に使わないで下さい。例えば「yuki001」のような物は弱いパスワードの典型です。大文字、小文字、数字、記号を混ぜ、少なくとも15文字以上になるようにしましょう。
良好なパスワードの例:「A-:@7yX)8U5D1w3n2g0-;>」

メーリングリストを活用する

アノニマス日本は、アノニマス参加者にとって大切な情報を共有したり共に議論するための場としてメーリングリスト(ML)を開設しています。MLでは実地(オフライン)の活動予定も発表していますので、登録することでオンライン会議やデモ、その他の活動の情報も得ることができます。

登録方法
  1. メーリングリストのページへ行って下さい。
  2. 読者登録をクリックします。
  3. 前項で作成したアノニマス用のメールアドレスを入力して「実行」をクリックして下さい。
    決して個人情報と繋がったメールアドレスは使わないでください。
    メーリングリストが初めてで、その仕組みがわからない方は予めネットで調べておくと良いでしょう。
  4. 登録確認のメールが届きますので、メール本文中のリンクをクリックしてください。
    数時間待ってもこのメールが届かない場合はタイプミスをしている可能性がありますので、最初からやり直してください。
  5. ウェルカムメールが届けば登録完了です。
毎月定例会議と活動の発表

アノニマス日本の活動計画について話し合うために、我々は定例オンライン会議を毎月開きたいと思います。

会議の日時はメーリングリストを使って発表します。

会議参加者の匿名性を保護するために、我々はIPアドレスを隠す方法に加えてRiotというチャットソフトを使います。

Riotはチャット内容を暗号化できるチャットプログラムです。

Riotを使う

  1. ブラウザーで riot.im に行って下さい。
  2. アップル、アンドロイドのスマホやタブレットのアプリもあり、Windows、Mac、そしてLinux板もあるが、ブラウザーでアクセスするのは一番簡単。「Launch now in your browser」をクリックして下さい。
  3. 次のウィンドウに、左の上にある「Register」をクリック。
  4. 登録用紙に記入。
    • ・アノニマス用メールアドレス
    • ・ユーザー名(ローマ字)
    • ・パスワード
    • ・パスワードの再入力
    • ・「Default server」は選択されることを確認
    • ・「Register」をクリック
  5. Riotからの確認メールが届きます。
  6. メールの中のリンクをクリック。
  7. リンクは新しいウィンドウを開く。チェックボックスをクリックしてCAPTCHAパズルを解く。
  8. パズルが解かれたら、Riotアカウントのプロフィールは開く。一番下までスクロールして、「Logged in as」の部分を見つける。「@〇〇〇:matrix.org」はユーザーIDです。
  9. そのユーザーIDを我々に送って下さい
  10. 招待を待つ。届いたら、クリックして、そして「accept」をクリック。
  11. 好みの名前を入力して、「Set」をクリック。
  12. 無事にチャットに参加できました。

様々なオンライン会議や抗議活動に参加するかしないか、決めるのはあなた自身です。

我々の唯一の目的は、他者に何かを強制するのではなくアノニマス参加者へ自らの活動を報告し合うことです。